寺山修司記念館と恐山。その4。

【備忘録、或いはごくまれに検索などでここに辿り着く奇特な方への参考資料】

●旅程


●交通機関

・2023年5月時点で、現地の鉄道等公共交通機関ではICカードによる決済ができない。

・鉄道の車両の扉は自動で開かないことがある。スイッチを押して開ける。

●食事

・目的地での時間確保を最優先したため、なかなか食事を摂るのが困難だった。

・三沢駅では、駅の「とうてつ駅そば 三沢駅店」が最も便利。朝7時から。しかし夕方19時閉店なので要注意。

・三沢駅前の「きらく亭」は寺山にちなんだメニュー(「寺山食堂」という企画)など味わえるようだが、ランチタイムしか営業していない。

・下北駅前(といっても少しだけ歩く)には「駅前食堂」と「万八ラーメンレストラン」があるので、鉄道とバスの時刻を調整すれば食事可能と思われる。

・恐山では「蓮華庵」一択。9時~15時半。そば、うどん、カレーと甘味。

・寺山修司記念館には食事ができる施設はない。

●恐山の健康影響または霊的影響

恐山ではあちこちで亜硫酸ガスが噴出している。卵の腐ったような臭いの原因である。

このガスの影響で頭痛や倦怠感をもよおすことがあるため、高齢者や子どもや背の低い人は注意する必要があるという。具合が悪くなって霊障だと勘違いする人がいるかもしれないがそのようなことはなくガス中毒を疑って対処しなければならないのである。ネット上には恐山に関するオカルト的な妄言があふれているが、私が撮った写真には一枚たりともおかしなところはなかったし、多くの人々がお参りに来ている姿には、怪しげなものなど微塵も感じられなかった。

しかし腑に落ちないことはある。私の場合は強烈な腹痛、下痢に見舞われ、排泄物から恐山に漂うのと同じ硫黄臭を感じて驚いたわけだが、恐山のガスではそのような症状は起こらないらしいのだ。そして後で調べてわかったのだが、便などから硫黄臭が出るのはカンピロバクターなど細菌感染に因る症状らしい。しかし感染症だとすると、一度トメダインを舐めた以外に何の治療もしていないのに、夕食までにすっかり治まったのがおかしいのだ。カンピロバクターなら少なくとも二、三日は症状が続くらしいのだが…。

コメント

人気の投稿