バーンスタインのソニー時代のマーラー全集が、3月に格安で再発売される。12枚組みで、予約価格では、大体2千円前後。HMVではすでに予約数完売となっている。
10番アダージョを含み、大地の歌は無し。2番、3番以外は1枚に収まっている。8番がロンドン響、おまけの亡き子を偲ぶ歌がイスラエルフィルで、他は全てNYPとの録音だ(以前からある大地の歌を含むセットでは、大地の歌はイスラエルフィルだったような気がする)。
ウィーンフィルとのブラームス、ベルリンフィルとのマーラー9番、NYPとのタコ5など、バーンスタインとの相性はあまりよくないように思う。が、NYPとのチャイコフスキー全集は面白く聴けるので、悪くないかもしれない。何しろ値段が値段だから、失敗してもあまり痛くない。とりあえず予約しておこう。
For No One
音源、書籍等の感想、ちょっとしたメモ、記録。
2012年2月19日日曜日
2012年2月18日土曜日
ロストロポーヴィチとオーマンディのショスタコーヴィチ、チェロ協奏曲第1番。
ロストロポーヴィチのソロ、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管による、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。1959年、世界初録音だ。
タワレコの店頭で偶々見つけたもの。ジャケットはオーマンディとタコさんの2ショットだ。録音については持ってはいなかったものの存在は知っていたが、ジャケットはamazonのリンク先で見られるのと同じ、地味な演奏風景のものしか知らず、手にとって何だこれ、と目をむき、オーマンディとタコさんの笑顔につられて買わずにいられなかった。
チェロ協奏曲第1番では、ハインリヒ・シフとマクシム指揮バイエルン放送響のもの、バーンスタインの5番にフィルアップされたヨーヨー・マとオーマンディ指揮フィラデルフィア管のもの、トルルス・モルクとヤンソンス指揮ロンドンフィルのもの、これぐらいしか持っていない。
それらと比べると録音の古さはさておききりっと引き締まった演奏で、同じ指揮者とオケでのマのようなひらひらした軽さは無いが、ロストロさんにしては重くなくて良い。
タワレコの店頭で偶々見つけたもの。ジャケットはオーマンディとタコさんの2ショットだ。録音については持ってはいなかったものの存在は知っていたが、ジャケットはamazonのリンク先で見られるのと同じ、地味な演奏風景のものしか知らず、手にとって何だこれ、と目をむき、オーマンディとタコさんの笑顔につられて買わずにいられなかった。
チェロ協奏曲第1番では、ハインリヒ・シフとマクシム指揮バイエルン放送響のもの、バーンスタインの5番にフィルアップされたヨーヨー・マとオーマンディ指揮フィラデルフィア管のもの、トルルス・モルクとヤンソンス指揮ロンドンフィルのもの、これぐらいしか持っていない。
それらと比べると録音の古さはさておききりっと引き締まった演奏で、同じ指揮者とオケでのマのようなひらひらした軽さは無いが、ロストロさんにしては重くなくて良い。
2012年2月16日木曜日
ハイティンクのショスタコーヴィチ全集。
コンドラシンの次に入手した全集が、ハイティンクのもの。コンドラシンとモスクワフィルの全集を一通り聴き終え、久々にこちらを聴いている。
やはり音がよろしい。5番の何処かでちょっとぐしゃっと歪んでいる部分があったが、そういったわずかな疵は兎も角、音場の広がり、音の鮮やかさ、空気感など全く違う。1番から4番、7、9、10、15番がロンドンフィルとの録音、5、6、8、11から14番がコンセルトヘボウ管との録音で、二つのオケにまたがっているが特に違和感は無い。金管が耳に刺さって痛いなんてことも無く、落着いて音楽と対峙できる安心感がある。ソヴィエトの音楽らしい破壊力は余り無いが、堂々たる演奏で、非力だったり繊細過ぎたりもしない。至極真っ当と言うか、入門にもふさわしいと思う。
やはり音がよろしい。5番の何処かでちょっとぐしゃっと歪んでいる部分があったが、そういったわずかな疵は兎も角、音場の広がり、音の鮮やかさ、空気感など全く違う。1番から4番、7、9、10、15番がロンドンフィルとの録音、5、6、8、11から14番がコンセルトヘボウ管との録音で、二つのオケにまたがっているが特に違和感は無い。金管が耳に刺さって痛いなんてことも無く、落着いて音楽と対峙できる安心感がある。ソヴィエトの音楽らしい破壊力は余り無いが、堂々たる演奏で、非力だったり繊細過ぎたりもしない。至極真っ当と言うか、入門にもふさわしいと思う。
2012年2月14日火曜日
コンドラシンのシェエラザード。
シェラザードなのかシェエラザードなのか、シェヘラザードというのもあるか。まあ、元々が日本語ではないので正解と言うのは無いのだろうが、表記に困る。
コンドラシンとコンセルトヘボウ管の録音は、高校時代に友人が持っていて素晴らしいと言っていたもの。アナログ時代持っていたのはマゼールとクリーブランド管(だったような気がするが?)のLPだttが、CDに移行してから買いなおすにあたり、コンドラシン盤を選んだのだった。今出ているディスクにはボロディンの2番がフィルアップされているようだが、手持ちのものはシェエラザード1曲のみで、ちょっと余白がもったいない。
ヴァイオリン・ソロは高名なコンマスのヘルマン・クレバース(この名前もクレッバース、クレベルスと、色々な表記がある)で、壮大なスケール感を持ったオケの音に対し、繊細で美しいソロが対比の妙を生んでいる。
久々に聴いたが、つい先日までコンドラシンのショスタコーヴィチ全集を聴いていて、しばしば録音の疵に閉口していたためか、コンドラシンがショスタコーヴィチをコンセルトヘボウ管と録音(もちろんフィリップスの録音で)してくれていたらさぞ面白かったろうにと、ちょっと残念な気になった。
もっとも、無いものねだりをしても仕方が無いし、コンセルトヘボウ管のショスタコーヴィチと言えば、ハイティンクの全集の中のいくつかがそうであり、あれはあれで素晴らしいものだから、今度はあっちを聴いて見ようかとも思う。
コンドラシンとコンセルトヘボウ管の録音は、高校時代に友人が持っていて素晴らしいと言っていたもの。アナログ時代持っていたのはマゼールとクリーブランド管(だったような気がするが?)のLPだttが、CDに移行してから買いなおすにあたり、コンドラシン盤を選んだのだった。今出ているディスクにはボロディンの2番がフィルアップされているようだが、手持ちのものはシェエラザード1曲のみで、ちょっと余白がもったいない。
ヴァイオリン・ソロは高名なコンマスのヘルマン・クレバース(この名前もクレッバース、クレベルスと、色々な表記がある)で、壮大なスケール感を持ったオケの音に対し、繊細で美しいソロが対比の妙を生んでいる。
久々に聴いたが、つい先日までコンドラシンのショスタコーヴィチ全集を聴いていて、しばしば録音の疵に閉口していたためか、コンドラシンがショスタコーヴィチをコンセルトヘボウ管と録音(もちろんフィリップスの録音で)してくれていたらさぞ面白かったろうにと、ちょっと残念な気になった。
もっとも、無いものねだりをしても仕方が無いし、コンセルトヘボウ管のショスタコーヴィチと言えば、ハイティンクの全集の中のいくつかがそうであり、あれはあれで素晴らしいものだから、今度はあっちを聴いて見ようかとも思う。
2012年2月13日月曜日
最も偉大なシンガーはロッド・スチュアート。異論は認める。
ローリング・ストーン誌のサイトに、色々なランキングが載っている。
曲のベスト500、アルバムのベスト500、2000年代以降のアルバムベスト100、最も偉大なシンガーベスト100、最も偉大なギタリストベスト100、ビートルズの曲ベスト100といったところ。選考方法はわからない。
シンガーと言うと思いつくのはこんなところか。順位を調べてみた。
エルヴィス・プレスリー(3)
サム・クック(4)
ジョン・レノン(5)
オーティス・レディング(8)
ポール・マッカートニー(11)
ミック・ジャガー(16)
フレディ・マーキュリー(18)
ロッド・スチュアート(59)
ロジャー・ダルトリー(61)
ロニー・スペクター(69)
フランキー・ヴァリ(80)
ダレーン・ラヴ(84)
スティーヴン・タイラー(99)
デル・シャノン、ベン・E・キング、ジョーイ・ラモーン、イアン・ギラン、デヴィッド・カヴァデール、グラハム・ボネット、ロブ・ハルフォード、と言った名前も頭に浮かんだが(浮かんでくる名前がそもそも偏っているようで同時に脈絡も無くおかしい気がするが)、100人のうちに入っていないようだ。
ロック系のみならずR&Bもポップシンガーも含めてのランキングであり、あくまでアメリカでの評価だから当然のことだろうが、自分の感覚とはずいぶん違うので面白い。アレサ・フランクリンが1位で、2位レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイが6位、9位スティーヴィー・ワンダー、10位J.B.。サム・クックとオーティスを加えるとベスト10中7人が黒人、R&B系が圧倒的に優勢だ。
自分なら、どうするか。もっとも好きな、では無く、最も偉大なシンガーと言うことであれば、ロッド・スチュアートだろうか。ソロの作品は持っていないしヒット曲以外はまともに聴いたことも無く、ジェフ・ベックがらみのアルバムで歌っているのを持っているだけだが、最高と言うか、最強だと思う。別れたとはいえ後にPeople Get Readyでベックと組んだときの歌唱も素晴らしかった。
老いてなお衰えず、何かのアワードでPeople Get Readyを歌っているのを見て聴いて驚いた。好き嫌いを超えて、上手いのはもちろん、これほど質、量ともロックミュージックにふさわしい声の持ち主はいないのではなかろうかと思わずにいられない。
曲のベスト500、アルバムのベスト500、2000年代以降のアルバムベスト100、最も偉大なシンガーベスト100、最も偉大なギタリストベスト100、ビートルズの曲ベスト100といったところ。選考方法はわからない。
シンガーと言うと思いつくのはこんなところか。順位を調べてみた。
エルヴィス・プレスリー(3)
サム・クック(4)
ジョン・レノン(5)
オーティス・レディング(8)
ポール・マッカートニー(11)
ミック・ジャガー(16)
フレディ・マーキュリー(18)
ロッド・スチュアート(59)
ロジャー・ダルトリー(61)
ロニー・スペクター(69)
フランキー・ヴァリ(80)
ダレーン・ラヴ(84)
スティーヴン・タイラー(99)
デル・シャノン、ベン・E・キング、ジョーイ・ラモーン、イアン・ギラン、デヴィッド・カヴァデール、グラハム・ボネット、ロブ・ハルフォード、と言った名前も頭に浮かんだが(浮かんでくる名前がそもそも偏っているようで同時に脈絡も無くおかしい気がするが)、100人のうちに入っていないようだ。
ロック系のみならずR&Bもポップシンガーも含めてのランキングであり、あくまでアメリカでの評価だから当然のことだろうが、自分の感覚とはずいぶん違うので面白い。アレサ・フランクリンが1位で、2位レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイが6位、9位スティーヴィー・ワンダー、10位J.B.。サム・クックとオーティスを加えるとベスト10中7人が黒人、R&B系が圧倒的に優勢だ。
自分なら、どうするか。もっとも好きな、では無く、最も偉大なシンガーと言うことであれば、ロッド・スチュアートだろうか。ソロの作品は持っていないしヒット曲以外はまともに聴いたことも無く、ジェフ・ベックがらみのアルバムで歌っているのを持っているだけだが、最高と言うか、最強だと思う。別れたとはいえ後にPeople Get Readyでベックと組んだときの歌唱も素晴らしかった。
老いてなお衰えず、何かのアワードでPeople Get Readyを歌っているのを見て聴いて驚いた。好き嫌いを超えて、上手いのはもちろん、これほど質、量ともロックミュージックにふさわしい声の持ち主はいないのではなかろうかと思わずにいられない。
2012年2月12日日曜日
シャーロック・ホームズもの、「緋色の研究」など。
少し前にNHKでBBC制作のシャーロック・ホームズのドラマが放映されていて、家内がはまって録画を見返している。
コナン・ドイルのホームズものは、小学生の頃に、偕成社だったかポプラ社だったかのシリーズを読んでいたが、それ以来読み返したことが無い。で、ふと思い立って文庫で読み直し始めた。
数社から翻訳が出ているが、どこでも手に入りやすい新潮文庫を選んだ。覚えている部分もあり、そうでない部分もあるが、けして子供向きと言うわけではない。そこそこ作品数もあるので、しばらく楽しめそうだ。
コナン・ドイルのホームズものは、小学生の頃に、偕成社だったかポプラ社だったかのシリーズを読んでいたが、それ以来読み返したことが無い。で、ふと思い立って文庫で読み直し始めた。
数社から翻訳が出ているが、どこでも手に入りやすい新潮文庫を選んだ。覚えている部分もあり、そうでない部分もあるが、けして子供向きと言うわけではない。そこそこ作品数もあるので、しばらく楽しめそうだ。
2012年2月9日木曜日
コンドラシンのショスタコーヴィチ3番、6番。
コンドラシンのショスタコーヴィチ全集、久々に全曲聴き直してきたが、残りは2曲となった。
3番は、単一楽章で合唱が入る、2番とほぼ同じ構造の曲。「メーデー」という題が与えられていて、この点でも、体制を賛美する2番と色合いが近い。しかし、メーデーと言う労働者に身近なテーマを備えたためか、前衛的な部分が抑えられ、多少は聴きやすい音楽に仕上がっている。
6番は、何度も何度も聴いているのだが、これと言った印象が残らない。それはけしてコンドラシンの所為ではなく、他のディスクも聞きながらの話だ。たまに聴くと、印象的な場面はあれこれあるので、何故なのか、よく判らない。
第一楽章は冒頭から美しいようで暗鬱な展開。ハイティンクあたりより、すいすいと進む。第二楽章で賑やかになってきて、終楽章は軽妙さ、ひょうきんさまで加わって賑々しく終わるのだが、全般にテンポを余り落とさず、打楽器をビシビシ決め、硬質な演奏となっている。それ自体は、非常に良いのではないかと感じた。しかし、残念なことに低音域は歪んでいて、特に太鼓の音はぐしゃぐしゃで聴くに堪えない。
3番は、単一楽章で合唱が入る、2番とほぼ同じ構造の曲。「メーデー」という題が与えられていて、この点でも、体制を賛美する2番と色合いが近い。しかし、メーデーと言う労働者に身近なテーマを備えたためか、前衛的な部分が抑えられ、多少は聴きやすい音楽に仕上がっている。
6番は、何度も何度も聴いているのだが、これと言った印象が残らない。それはけしてコンドラシンの所為ではなく、他のディスクも聞きながらの話だ。たまに聴くと、印象的な場面はあれこれあるので、何故なのか、よく判らない。
第一楽章は冒頭から美しいようで暗鬱な展開。ハイティンクあたりより、すいすいと進む。第二楽章で賑やかになってきて、終楽章は軽妙さ、ひょうきんさまで加わって賑々しく終わるのだが、全般にテンポを余り落とさず、打楽器をビシビシ決め、硬質な演奏となっている。それ自体は、非常に良いのではないかと感じた。しかし、残念なことに低音域は歪んでいて、特に太鼓の音はぐしゃぐしゃで聴くに堪えない。
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