ビートルズのベスト盤を作るとしたら「I Need You」は絶対入れる。

昔からランキングというか、リストを作るのが妙に好きだった。

高校時代の仲間内では「表が好き」と言われていた。

例えば授業中にプロレスラーをパワー、テクニック、インサイドワークの3項目で採点するというリストを回して集計-ちなみに1位はハーリー・レイス、2位がドリー・ファンクJrで3位がジャイアント馬場という、全日派が圧倒的多数を占めるクラスだったーしたり、ビートルズのベストを決めようというのは、卒業してからも高校時代の仲間と集まる機会があれば何度もやっていた覚えがある。

そのころから三十数年経っているわけだが、久しぶりに、いまの自分にとっての、ビートルズのベスト10を選んでみる。

ぱっと思いつく1位と2位は今も昔も変わらなくて、昔の家で押入れの奥で見つけたシングルレコードで聴いて衝撃を受けた「No Reply」と、従兄弟の家ではじめて聴いてやっぱり衝撃を受けた「All My Loving」だ。いまの気分だと後者が1位か。

この2曲、そして、幼少期に聴いて自分の音楽的嗜好を決定づけた筒美京平作曲の「さらば恋人」「17才」、これらは皆、キーをCとすると、Dm(またはF)→ G(G7)→C→Amという同様の構造である。

1位:All My Loving

2位:No Reply

として、残りはぱっと思いつくまま、しかし悩みながらカウントダウンしてみる。

10位:And I Love Her

9位:Any Time At All

8位:It's Only Love

7位:Nowhere Man

6位:All I've Got to Do

5位:I Will

4位:For No One

3位:I Need You

アルバム「ヘルプ」収録の、ジョージの作品。


ジョージ・ハリスン追悼コンサートでの、トム・ペティ&ハートブレイカーズの演奏。
これを聴くと、この曲がいかに美しいかがよくわかる。
そして、ジョージを亡くした悲しみを湛えたトム・ペティの歌声に心を打たれる。

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