SHUREのイヤホン用交換ケーブル、RMCE-UNI。

SHUREのSE-215を買った直後にあちこちで軒並み値下がりし、やっちまったなあと思っていたのだが、ケーブルのリニューアルというかバリエーションの再編と、それに伴うパッケージデザインの変更を受けての、在庫処分だったようだ。
もともとは、オリジナルのケーブル長160cmのSE-215と、ケーブルを116cmにしつつヒアリング用途向けに低音を効かせてメリハリをつけたSE-215SPE-Aというのがあり、さらにiOS端末用のリモコンが付いたSE-215m+があった。
その後、Bluetooth対応の交換用ケーブルが発売されていたが、今回のラインナップ変更で、最初からBluetooth対応になった機種が追加され、また、リモコン付きの機種(というかリモコン付きケーブルのリモコン部分の仕様)がAndroidにも対応、さらに、ケーブルのみ別売りでLightning対応のものまで用意された。明らかに、携帯端末への対応を強化したということだろう。

SP-215(ケーブル長162cm、ボディ色クリアのみに)
 -UNI(127cm、iOS、Android対応、クリア/黒)
 -Wireless(Bluetooth、クリア/黒)

SP-215SPE-A(116cm、ブルー)
 -UNI(127cm、iOS、Android対応、ブルー/ホワイト)
 -Wireless(Bluetooth、ブルー/ホワイト)

私が使っている普通の215の黒ボディというのはラインナップから外れているが、それはともかく、今回、普通の215に付いている長いケーブルはやや持て余すのと、曲の送りぐらいはリモコンでできるとよいなと思い、iOS/Android両対応の交換用ケーブル、RMCE-UNIを取り寄せた。



本体とケーブルの接続はMMCXコネクタであるから、意外と力をかける必要はあるもののちょっとひねって簡単に外せ、また、付け替えも容易。
リモコン兼マイク部の裏に、iOSとAndroidの切り替えスイッチがあり、まずはここをAndroid側に。
リモコンは、センターボタンと音量の+、-の3つ。センターボタンで再生と一時停止、そして試していないが電話の受話もできるのだろう。また、曲の送りと戻しもセンターボタンで行う。音量ボタンは音量調節にしか使わないようだ。
プラグ部分がストレートである点と、ケーブル被膜の質感がちょっとマットである点以外は、オリジナルのケーブルとそれほど変わらないように思う。左右分岐部分の作りも変わりがないし。音も特に変わった印象はなし。
スマートフォンで使うのであれば、だが、断線した場合などの交換用として、ちょうどよい選択肢になるのではないかと思う。

なお、コードスライダーが付いているが、片側のコードを取り外せる(溝に嵌めるようになっている)ので、リモコン部をまたぐこともできる。もっとも、リモコン部よりも上に取り付けることがあるかどうか。少なくとも私の場合は無理である。

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