ルミ子は何を根拠にロナウドの人間性まで否定するのだろう?

クリスティアーノ・ロナウドとメッシのどちらがより優れているかという議論はずっと続いていて、45:55ぐらいの比率で世評はメッシ有利ではないかと思う。最近話題の小柳ルミ子なんて、ロナウドは人間性がよくない、メッシは人間性も最高、などと、いったい何を根拠に言っているのだかわからないが、小柄で子どものころ成長がよろしくなかったとか、そういう面での判官びいきもあるのかもしれない。

が、私は、自転車競技を観るのが好きだったものの、ある日活躍した選手が翌日にはドーピングで姿を消すような世界に嫌気が差して観なくなってしまった事があって、ドーピングへの嫌悪感が強いせいか、治療目的とはいえ人成長ホルモンというごくごく初歩的なドーピング薬を使用したであろうメッシのことはよく思えないのである。
先入観によるものだとは思うが、テストステロンの使用が発覚してツール・ド・フランスの優勝を取り消されたフロイド・ランディスの表情と、メッシの顔つきがいつもダブって見えて仕方が無い。

ロナウドがまったくそういうことをやっていないのかどうかは知らないが、とにかく私は、単純に、3つのクラブを渡り歩き、どのクラブでもタイトルを獲得し、国代表としてもヨーロッパ選手権で優勝しているロナウドが、メッシより劣っているとはとても思えない。
一方でメッシの功績は、勝手知ったるバルセロナで、それぞれ別々のクラブにいれば一国一城の主となるようなチームメートとともに積んだものだけであって、代表で結果を残せないのは、そういうことなのではないかと思ってしまうのだ。さすがに攻撃の起点とフィニッシャーの両方を一人でやれと言わんばかりのアルゼンチン代表の試合ぶりでは可哀そうにさえ思えるけれど。

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