矢沢永吉の「ALL TIME BEST ALBUM Ⅱ」。

早いもので矢沢永吉がソロになってからの、レーベルを超えたベストアルバムが出たのは、もう2年も前のことになる。7月にその続集が出るとのことだ。


大体においてSONY時代の曲が好みなので、前のセットでは、「チャイナタウン」、「アイ・ラヴ・ユー,OK」、「親友」、「サブウェイ特急」、「バーボン人生」、「A DAY」、「雨のハイウェイ」、「ウイスキー・コーク」あたりが聴けてよかった。
今回の第2集だと初期の曲は3枚組みの1枚目にほぼ集められているのだが、「セクシー・キャット」、「ライフ・イズ・ヴェイン」、「恋の列車はリバプール発」、「安物の時計」、「苦い涙」、「ディスコティック」、「世話がやけるぜ」、「夏のフォトグラフ」と言ったところがうれしい。別格とも言うべき名曲「長い旅」が入ったのも妥当だろう。
が、前の3枚組み41曲、今回の同じく3枚組み41曲、合わせてもまだ個人的には抜けがある様に思うのだ。例えば、「真っ赤なフィアット」とか「キザな野郎」も欲しくなるし、「気ままなロックンローラー」とか「古いラヴレター」は何故入っていないのか、いや、それより何より「トラベリン・バス」と「ひき潮」を入れないのはおかしいんじゃないのか、などと。
と、考えてから気がついたのだが、そこまで求めるなら最初期のアルバム、「I LOVE YOU, OK」と「A DAY」あたりを買ったほうが早いのかも知れない。しかし、そこに手を出すと際限がなくなる恐れがあるし、今回のセットには他にも「LOVE THAT WAS LOST」と「TAKE IT TIME」が入っているし…。どうしようか。

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