トルトゥリエの無伴奏チェロ組曲について。

今朝の通勤電車では、久々にバッハの無伴奏チェロ組曲を聴いた。ポール・トルトゥリエの演奏だ。
専用機からスマートフォンに、またスマートフォンの機種を変えても必ずストレージに入れておく録音だが、それほどしょっちゅう聴くわけではない。また、同曲異演を集めていないので、あれこれ聴いた挙句にこれがベストだと思っているわけではない。でも、これで満足しているから、聴くときはトルトゥリエだ。
ところが、ふとしたことでトルトゥリエの無伴奏は1種類ではないことを知ってしまった。


これが私が聴いている1960年の録音。うちのは国内盤だが、今手に入り易そうなのは輸入盤で、チッコリーニの「巡礼の年」や、サン=サーンスの交響曲集、サティの管弦楽集などと同じ、仏EMIの2枚組みシリーズぐらいしかないようだ。



2回目の録音は82年。2種類のセットがあるが、どちらも在庫が無さそう。EMIレーベルの売却、ワーナー印への移行が進むにつれて、その内手に入り易くなるのだろうか。こういう存在があると聞くと、ぜひ聴いてみたくなるのだが。

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