ベルナルド・ハイティンクとコンセルトヘボウ管のマーラー全集。

最近、ユニバーサル・ミュージック系のレーベルのBOXセットが、Amazon、タワレコ、HMVなどで軒並み大幅値下げされている。
ショルティとシカゴ響のマーラー全集、ハイティンクとコンセルトヘボウ管のマーラー全集、バーンスタインとVPO、NYPなどとのマーラー全集、そしてこれは以前から持っているがクーベリックとバイエルン放送響とのマーラー全集、ハイティンクのショスタコーヴィチ全集など、いずれも普通1万円前後、安いときで7千円ほどしたものが、4千円ほどになっている(と言っても何故かシャイーや小澤のマーラー全集の値段は下がっていない)。
EMIレーベルが消滅し、テンシュテットのマーラーセットがワーナーのロゴ入りで再発され始めているが、それに対抗すると言うわけでも無さそうだし、単に古くなってきたラインナップの在庫処分と言うことだろうか。
ハイティンクのマーラーは、1980年代の4番と7番、2011年のバイエルンとの9番位しか聴いたことがなく、この全集のことは数年来気になっていた。しかしこの全集は、何故かディスクとトラックの情報がネット上に出ていないし、店頭で箱を見てもわからない。ものによっては―例えばベルティーニやシノーポリの全集など―3曲を4枚にまたがって収録していたりすることがあり、そうなるとCDを聴くにもMP3に変換して曲ごとにまとめなおすにも面倒なので、構成がわからないままでは手を出せずにいた。しかし、こう値崩れすると、そのうち在庫が払底して入手困難になりそうでもあり、取り寄せることにした。



聴き始めるまでに、懸念していたトラックの情報を整理しておく。

Disc1:1番、2番第一楽章
Disc2:2番続き
Disc3:3番第一~五楽章
Disc4:3番続き、4番
Disc5:5番
Disc6:10番アダージョ、6番第一~三楽章
Disc7:6番続き、9番第一、二楽章
Disc8:9番続き
Disc9:7番
Disc10:8番

10番、6番、9番が3枚にまたがっているところが面倒だが、後はさほどでもない。

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