Bluetoothのカナル型ヘッドセット、Jabra PLAYを取り寄せてみる。

無線LANの機器を入れ替える切欠は、家内が使っていたBluetoothとの電波の干渉で、それであれこれと機器を入れ替えたりセットアップをしたりしつつあらためてBluetoothに接し、家内のヘッドホンを触ったり音を聴いてみたりして、このワイヤレスの便利さと言うのはなかなか捨てたもんではないなと感じた。
家内のヘッドホンと言うかヘッドセットはすでに生産完了したSONYのDR-BT101と言う機種で、何かの折に私が選んだのだが、意外とユーザーは多いらしい。カタログスペックではあるが連続再生13時間と言うのは、この手の製品としてはなかなか他に代わりが無いのだろう。イヤーパッドが駄目になったらDENONのAH-P372のパッドを補修部品として取り寄せるとこのヘッドホンにぴったり合うと言う、裏技まで流布されて愛されているようだ。
また、家内はBT101の充電中などに予備としてLogitechのLBT-AVOH01Aという、インイヤー型イヤホンにヘッドバンドを組み合わせた機種も使っているようだ。こちらは連続再生5時間。 

私は家では余り音楽を聴かない。もっぱら通勤の車中でだ。カナル型のイヤホン、あるいはヘッドセットを、スマートフォンに差して使う。しかしこのケーブルが、しばしば面倒なことになる。UEのヘッドセットはもっちりした太目のケーブルで耐久性がありそうだったが、バッグの金具によく引っかかって引っ張られたためか、やがて断線した。細いケーブルだとクリップ付のコードリールに巻きつけてシャツに止めたりできるのだが、太いとそうは行かない。今使っているbeyerdynamicのMMX41iEも太くて扱いが難しい。音は好ましいのだが。
いっそのこと、Bluetoothにしてみようかと、ふと思い立った。

調べてみると、カナル型の製品も色々出ており目移りしてしまうが、要件は、
・万一イヤホンが気に入らなかった場合のために、レシーバー部と一体化されておらず、好みのものと交換できること。
・衣類に止められるクリップがあること。
と言ったところだろう。イヤホン別体を条件とすると、オーディオテクニカの製品は全滅。クリップはたいてい付いているが、金属の弾性だけで挟むものは不自由そうで敬遠したい。また、ビクター(JVC)の一連の製品のように、操作ボタンがひとつしかなく、電話と音楽再生をボタンの押し方で操作し分けるというのはいただけない(それ以外の点では非常に魅力的だが)。出来れば個々のボタンが独立している方がよいが、そうなるとSONY製品か、オーディオと余り関わりの無いPC周辺機器メーカーのものしか見当たらなくなる。
そこで、家内用のものを探しているときに知って気になっていたデンマークの補聴器やヘッドセットのメーカー、Jabraの製品を調べると、今年の初夏に発売された「PLAY」と言う機種が、ちょうど良さそうだった。



発売から半年たって値段がこなれてきており、もしいまいちでもそんなに腹が立たない。ボタンは4つで、再生/停止、受話/発信のボタンは独立し、音量の調節と早送り/戻しが兼用となる。再生時間は6時間。充電は2時間。
これ以前に、JabraにはClipperと言う人気商品があるが、そちらは充電の端子形状が特殊で専用のACアダプターしか使えないのが欠点。PLAYはマイクロUSBなのでPCと繋いでも充電できるそうだ。
とりあえず注文してみて、しばらく使ってどうか。試してみよう。

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