やっぱりノイマンとチェコフィルのマーラーは素晴しい。

CDについて、ここに記す場合、新しく入手したもののことが多いが、いつもいつも新しいCDを買っているわけではない。日常的には手持ちのものを繰り返し聴いていたりするわけだ。
いまスマートフォンに同期させている楽曲、アルバムを眺めてみる。

エアロスミス、ザ・フー、ビートルズ、ゾンビーズ、スモールフェイセズのアルバムあれこれ。ラモーンズのベスト盤、クイーンのコンピレーションアルバム2種と「メイド・イン・ヘブン」(「冥途・イン・ヘブン」と誤変換すると面白い)とフレディのソロアルバム。マイ・ブラディ・バレンタインのアルバム3枚とEP集。サム・クックのベスト盤。ジミ・ヘンドリックスの「Are You Experienced」、デレク&ザ・ドミノスの「レイラ」の20周年記念盤。アンダーワールドのアルバム何枚か。クラフトワークの「ツール・ド・フランス」。戸川純のコンピとヤプーズのアルバム何枚か。堺正章のベスト、南沙織のベスト。キャロルの「ゴールデン・ヒット」。
グレン・グールドのゴルトベルク。ピンカス・ズッカーマンのベートーヴェン。ヴォルフガング・サヴァリッシュのブラームス。アルテュール・グリュミオーのブルッフ。クラウディオ・アラウのショパン。ヤナーチェク、ホルスト、エルガー。マーラーは、1番がアンチェル、ジュリーニ、クーベリック、ショルティ。2番がクレンペラーとショルティの新しい方。3番はクーベリック。4番はライナー。5番はマゼール。6番はノイマンの全集録音の方とショルティ。7番はクーベリックとショルティ。8番もショルティ。9番はアンチェル、バルビローリ、ジュリーニ、ザンデルリングに、ノイマンとゲヴァントハウス管、ノイマンとチェコフィルの新旧2種。大地の歌はクレンペラーとザンデルリング。10番はザンデルリングのクック版。プロコフィエフ、ラフマニノフがちょこっとあって、セシル・ウーセのラヴェルに、アンヌ・ケフェレックのサティ。コンドラシンのシェヘラザード。ショスタコーヴィチはコンドラシン、ハイティンク、オーマンディを中心に。マゼールのチャイコフスキー、プレヴィンのヴォーン・ウィリアムズ。など。



電車を乗り継いで移動する機会があって、そんな中から、ノイマンとチェコフィルのマーラー、1980年代の全集録音から9番を聴いた。その場の直感で選んでいるだけで、理由らしい理由はない。
ゲヴァントハウス管時代の録音、生涯最後の録音との間にあって、この録音は語られることが少ないように思う。しかし聴いてみれば、これもノイマンとチェコフィルのマーラーであり、力強いが余裕のある金管、とろけるように美しい弦、破綻の無い演奏。見事なものだ。

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