SHE9005A、HA-FRD60を比べてみたが結局MXH-DR300Sを買った

大阪市内の量販店で、2機種試聴できた。iPhone用に比べて、Android対応のイヤホンというかヘッドセットの扱いは、どの店でも余りよろしくない。品揃えがいまいち(これはメーカー自体もそうなのだが)で、試聴できる数はさらに少ない。音にこだわるならヘッドセットでなく純然たるイヤホンを使えば良いのだろうが、そこそこの音と利便性を両立したい(事務所を出て歩きつつ嫁はんに帰るコールをするときなどヘッドセットは便利なのだ)身には寂しい状況だ。


PHILIPSのSHE9005A。低音がよく出ているがぼんぼんと篭り気味とも言える。イヤーチップを替えれば締まって良くなるかも知れないので、音に関しては有力候補だ。しかし、コードは細めで頼りないし、筐体もかなりちゃちで、店頭価格4,980円というのはいかがなものかと思えてしまう。ボリューム調節はできない。アプリは試せていないが、どうだろう。そこに付加価値がどれほどあるかが鍵か。


Victorと言うかJVCケンウッドのHA-FRD60。マイク等の無いイヤホンの方(HA-FXD60)しか試聴できなかったが基本的に音は同じ傾向だろう。明るくヴィヴィッドで、低音は普通だがイキはいい。これもコードは細めだが、UEの商品が特別に太いのであって、普通なのだろう。現物は箱越しにしか見ていないが、これもボリューム調節はできない。あと問題は、ユニットを先端に取り付けているため、専用品以外のイヤーチップはまず使えないこと。これは、付属品が耳に馴染むことがほとんど無い自分には結構マイナスかも知れない。


日立マクセルのMXH-DR300S、構造的に一番面白そうなのだが、見かけない。上のクラスのイヤホンでも、ダイナミック型とBA型のデュアルドライバの機種を出したりしていて、近頃のマクセルはかなり面白いと思っているのだが、営業力が弱いのだろうか。いっそネットで注文してしまおうかと思いつつ、別の店で見つけたので、試聴もできない状態だったが思わず買ってしまった。

コメント

人気の投稿