ポール・トルトゥリエのチェロソナタ。バッハ、そしてフォーレなど。

バッハの録音は家内のために購入したものがほとんどで、自分では偶にしか聴かない。
どちらかと言えば器楽独奏曲の方が好みで、鍵盤ならゴルトベルク変奏曲、弦なら無伴奏チェロ組曲だろうか。
無伴奏チェロは随分前にポール・トルトゥリエの2枚組全曲セット(今は3曲ずつ別々に販売されているようだ)を購入し、これで満足しているので買い足したりしていない。久々に取り出し、MP3にして聴いてみる。


柔らかく、繊細ではあろうが神経質にはならない感じで好ましい。尤も、眠りに誘われることも多く、演奏をえらそうに語ることはできない。
ジャケットのトルトゥリエは厳しいが、別のディスク、例えばフォーレやラフマニノフのチェロソナタを集めたもののジャケットなんかだと、ちょっと凝ったつくりのジャケットを着た洒落者で、いい笑顔を見せている。


ピアニストは、フォーレがハイドシェック、ショパンとラフマニノフがチッコリーニ。メンデルスゾーンでは実の娘、マリア・ド・ラ・パオが弾いている。Wikipediaによれば、音楽一家で、家族での演奏が好きだったと言う。この素晴らしい笑顔は、その辺りに由来するのだろうか。
こちらも久々に聴いてみよう。

コメント

人気の投稿