また猫を送る。

先週末、このブログの右に写真を載せていた猫が無くなり、荼毘に付した。彼の祖母、母に続き、猫の末期を看取るのは、これが三度目だ。
糖尿病を患って5年余り、頑張ってくれていたが、力尽きた。この秋ぐらいからは何故か血糖値が上がらなくなり、インシュリンを打ったら血糖値が下が りすぎて危ない状態になったりもしたぐらいで、どうやら糖尿病ではなくなっていたようだが、下肢が衰え、全身が硬直気味になり、食も細くなっていた。遺骨 のところどころに黒い焦げたものが付着していたので、腫瘍も出来ていたのだろう。
母猫は、9月の終わりに、18歳と5ヶ月で、あまり苦しまず静かに亡くなったが、息子の方は17歳と9ヶ月だった。1歳にもならないのに初産 で4匹も無事に産んだ母親はなかなか立派なものだったが、息子も、ものぐさで妻にべったりであまり活動的なコトはせず、そんなだから糖尿病になったりしたのだろうが、それでも立派に大往生を遂げてくれた。
まだ、彼の姉か妹か、一緒に生まれた子がいる。どこか麻痺しているようで、いつも顔を傾け、体も弓なりに曲がったままになっているが、動き回るし大声で鳴き叫ぶし、体力はまだまだあるようだ。しかし、彼女も遠からず逝くだろう。そして、一番元気なのが、亡母が拾った、他の子とは血がつながっていない元野良の女の子で、そのうち彼女だけが残るのだろう。

コメント

人気の投稿