ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ第8番。

暴力的な印象が強い第8番。ロジェストヴェンスキーの全集を、ここまで8曲聴いてきて、比較的地味な6番、9番は悪くなかったが、4番なんかはかなりつらいものがあった。8番もつらそうだなと思いつつ、聴いてみた。
すると、それほどでは無い。
それほどでは無いが、これは良いと言えるほどでも無く、微妙なところ。
やっぱり弦の線が細く、冷たく聴こえ、金管が妙に前へ出てくる。そして、一番よろしくないのは、太鼓の音が悉く潰れていること。これは演奏の問題なのか録音の所為なのか。
それらを除けば、終盤など仄暗い響きがうまくマッチしてなかなかいい感じなのだが。

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