ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ、第13番と14番。

続けてロジェストヴェンスキーの全集から、ショスタコーヴィチの歌入り交響曲、13番と14番を聴く。
どちらも余り好んで聴く曲ではないので、身が入らない。13番は、気がつけば聴き終えていたと言う感じだった。
しかし、14番は、目を瞠るものだった。
「死者の歌」と呼ばれ、死にまつわる詩を集めているわけだが、妙に仄暗い空気感の中、伴奏と言うよりも効果音と呼ぶのがふさわしいかの様にオケが切り込んでくる。 歌唱も落ち着いたもので傷も無く、太鼓の音はクリアで、その強すぎるかに思える響きもこの曲に限っては見事にマッチしている。
これは、素晴らしいのではないか。

コメント

人気の投稿