ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ作品集。

コンドラシンの全集録音からショスタコーヴィチを聴き始め、演奏は兎も角録音の悪さから、その後余り旧ソ連の録音は買わずに来たのだが、この秋ヴェネチアレーベルから出たゲンナジ・ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ・ボックスには、交響曲全集に加えて、かなり多くの管弦楽曲、歌曲を収録しており、ついつい手が出てしまった。



ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチはちゃんと聴いたことが無いが、ドカン、バリン、強烈、大爆発と評されていることが多い。その上旧ソ連の録音 となると耳が壊れそうで敬遠せざるを得ず、これまで縁が無かったのだが、未聴の曲の魅力に勝てなかった(左。Amazonで出てこないので代わりに交響曲全集を貼っ ておく)。
一方ほぼ同時期に、ブリリアントレーベルから51枚組みのショスタコーヴィチ作品集(右)が出るのだが、当然こちらの方が網羅する 曲は多いものの、手持ちとダブるものがある上、弦楽四重奏曲全集など余り好みでないものも含まれており、食指が動かなかった。

さて、ロジェストヴェンスキーのボックス、16枚組みのうち、10枚が交響曲。1枚がチェロコンとピアノコンで、残り5枚が多彩な管弦楽曲、歌曲を収めている。交響曲、協奏曲は置いておいて、未聴の管弦楽曲、歌曲から聴いて行こう。

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