エアロスミスの「ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション」。

エアロスミスが11年ぶりのオリジナルアルバムを出した。他のものと一緒に注文していたので、発売日から少し経って届いた。
ボーナスCDとDVD付の特別限定盤の、さらにボーナストラック付と言う誘惑に負けて日本盤を買ったわけだが、妻に言わせれば、ボーナストラックなんて大抵どうでもいいものじゃないの、と、手厳しい。確かに、うまく罠に嵌められているのだろう。



楽曲の方はというと、ジュリアン・レノンやジョニー・デップがコーラスに参加していたりして話題性があったりすることはさておき、復活後のエアロらしい厚みがあってバリエーションに富んだゴージャスなサウンドで、相変わらずギターの歪みもよい感じ、で、悪いところは見当たらない。流石にスティーヴンの声は年齢を重ねて変わっているけれども、まだまだ現役。
まだまだ聴き込みが足りないが、ざっと聴いた中では、意外とボーナスCDの3曲目がメロウかつキャッチーで素晴しいと感じた。彼らに関しては、一度崩壊する前のハードでワイルドな頃の方が良かったと言う人も多いのだが、オーディションでビートルズの曲を演奏したバンドなのだから、根っ子にはキャッチーでポップな血が流れているのではないか、それが何十年経て見事に凝縮されて搾り出されて名曲になるのではないか、などと考えている。


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