ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ、第1番、第2番、第3番。

ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ箱、いよいよ交響曲に取り掛かった。まずは1番から。
オーマンディの録音で、最近になってようやくこの作品の素晴しさを感じ取ることが出来るようになったのだが、ソヴィエト本流の演奏、録音はどのようなものだろう。
と、期待が大きすぎたのか、どうにも耳に痛い場面が多い録音で、 落着いて聴いていられない。金管は咆哮し、太鼓は無駄に大きく響く。強奏時の中高域の張り出しが極端だ。何より、強弱の差が大きすぎると言うか兎に角「強」の方が強すぎる。
より現代音楽的な2番、3番はなおのことそうした面が強調されて苦しい。
爆演と呼ばれるのもなるほどと納得だがこれでは先が思いやられる。
管弦楽作品群や、チェロ協奏曲はこれほどではなかったのだが。

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