オーマンディのショスタコーヴィチ、第4番。

ソニーから発売された、ユージン・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団がコロムビアレコードに吹き込んだショスタコーヴィチの録音集が届いた。
交響曲第1番とチェロ協奏曲第1番はすでに持っているので、それ以外の、まずは交響曲第4番から聴きはじめることにした。



非常にふくらみと音圧のある、どっしりとした録音で、迫力はある。全体的に音に丸みがあって冒頭部分など切れ味はやや足りない気がするが、これは録音が古いせいだろう。1963年の録音で、コンドラシンによる初演から1年半しか経っていない時点でのものだ。
それにしては、演奏は堂々たるもので、オーマンディの指揮と、それに応えるフィラデルフィア管の安定した力量には、素直に恐れ入る。

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