クラウディオ・アラウのショパン、ワルツ集。

夜想曲集が良かったので、引き出しからアラウによるショパンのワルツ集を引っ張り出してMP3を作った。



まったりとした、と言うべきか。といっても全般に曲想そのものに軽みがあるのでするすると聴き流せる。というか、やはり聴き流してしまうんだなあと、実感する。ショパンに限らずこのような小規模で短い曲は、どうしてもこうなる。BGMとしては気持ち良いので、それで良いのだが。
それは兎も角、このワルツ集はPHILIPSでの録音で、手持ちの2005年発売の廉価盤には、PHILIPSのロゴが入っている。この時点ですでにユニバーサルのグループに入っているようだ。
その後いつの間にかPHILIPSというレーベルは消えてしまっており、先日の夜想曲集を初め、PHILIPSのCDには、デッカのロゴが入るようになった。特別にPHILIPSに愛着があるわけではないが、ケースやジャケットの臙脂の渋い配色は好きだったので、それが無理やりデッカの赤白青に置き換えられているのはちょっと寂しい。

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