CPUクーラーの交換、ARCZIEL RC-0903。

1年半前に妻用PCを組んだのだが、最近、コール・オブ・デューティを遊んだりするようになり、ブルーバックのエラーが起こるようになったと言う。メモリ周りのエラー表示だと言うので、もしかして電源が弱ってきたのかなと思っていたのだが、そのうちファンの音もおかしいと言いだした。
ますます電源周りかなと思いつつ、CPUクーラーの問題かもしれないと思い、温度やファン回転数をチェックできるフリーウェアで確認してみたら、CPU温度がアイドルで50度以上、特に大したことはしていないのに、最高値は100度以上に達している。PhoenomII X6 1055Tの95W版なので、これはちょっと高すぎる。
で、ケースを開けると、案の定クーラーに埃がたまって風が通らなくなっている。とてもではないが分解してフィンの間の埃を取ったりはしていられないので、クーラーを交換する事にした。



近頃はサイドフロータイプが主流のようなので検討してみたが、大抵の機種では取り付ける向きの問題でクーラーの熱を奪った風が電源を直撃することになり諦めた。で、急いで取り寄せられるものの中からサイズが扱っている、台湾Reeven社のARCZIEL RC-0903を選んだ。9cmファン、銅製ヒートパイプ付で、トップフローにしてはちょっと背が高いクーラーだ。
CPU付属のクーラーと比べると、かなりでかい。しかし扱いは容易で、AMD製CPUへの取り付けは、本体に付属のクリップをねじ止めし、クリップを押し込んでマザーボード側の爪に引っ掛けるだけとなっている。シンプルだが、力で押し込んで引っ掛けると言うのは昔のAthlonを思い出させ、先祖帰りした様な気分だ。不精をしてケースからマザーボードを取り出さずに何とかやってみて、駄目かなと思ったがどうにかなった。が、ハードディスクの後部とクーラーとのクリアランスがほとんど無く、電源コネクタはぎりぎり当たらないが、SATAケーブルのコネクタが当たってしまう。といってもこれは、所謂L型コネクタ付のケーブルにすれば回避できるので、買ってきて交換、クリアした。結果、アイドル時でCPUファンは2300rpmあったものが1300rpmに、温度は46℃から35℃へと下がった。後は妻がゲームなどしてみたときにどうなるかだが、VGAの問題でそれほど高負荷でのプレイが出来ないこともあり、しばらく遊んでもせいぜい50℃弱に収まっているようだ。

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