ランス・アームストロングのドーピング再び。

海外の自転車ロードレースはほぼJSPORTSでのみ放送されていて、中でも4チャンネルあるうちのひとつ、JSPORTS4での放送がほとんどだ。CATVや光回線系のTVサービスに加入すると、JSPORTS1~3は基本料金で見ることが出来るが、4は別料金になっている。
以前はその料金、1,500円ほどを支払って見ていたが、去年あたりから止めてしまった。

というのも、素晴しいパフォーマンスを見せてくれた選手が、しばしば、ドーピングで事後に失格になってしまうからだ。
ツール・ド・フランスなどの大レースで優勝を争うような選手だけでなく、チームのエースのために働くアシストの選手でさえ、ドーピングで表舞台から消えていく。JSPORTSの実況の皆さんはとても熱く、そうしたアシスト陣の活躍には、優勝争い以上に熱がこもることも多い。しかし、後になってドーピングが発覚し、あの盛り上がりは嘘っぱちだった、となってしまう。もちろん優勝者の場合は、感動に加えて記録も書き換えられてしまうのだが。

ツール・ド・フランス7連覇のアームストロング氏、ドーピング疑惑再び

いい仕事をするレヴェリンも、ピエポリも。これからを期待させたシューマッハも、リッコも。アームストロングはやってるだろうと思っていたから、今再び記事になっても驚かないが、もう沢山だ。自転車競技界が他のスポーツ以上に厳正だからこういうことになっているという論調があり、それは事実そうなのかもしれないが、だからといってドーピングに手を出す選手を擁護できるはずも無く、まやかしかもしれないパフォーマンスを疑いながら見つめて感動するのは正直難しい。

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