ノイマンとゲヴァントハウス管のマーラー第9番。

マーラーの9番をあれこれ聴いて、結局これを聴かずにいられないような気分になってしまった。
ヴァーツラフ・ノイマンが1960年代、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で指揮をしていた時の録音だ。



澄んでおり、清明で、どちらかと言えば静的だが、それ一辺倒ではない。どちらかと言えば冷静で、あまり情感がこもっていると言う感じでは無いが、抑揚は適度に付けられており、けして淡白ではない。
最後の最後が、実は、楽譜の指示通りの「死に絶えるよう」ではないように聴こえるのだが、それも寧ろ、プラスに働いている。
やはりこれがベストかな、と思う。

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