穴を埋める。

レナード・バーンスタインとNYPによるマーラー全集、注文時には3月13日発売となっていたのだが、27日に延期になったという案内が届いた。先日のワルターのマーラー選集も発売日がずれており、どちらもSONY系なので、何か共通する原因でもあるのかなと思ってしまう。

まあ、遅れること自体はどうでもいいのだが、今日か明日には届いて、MP3作って、という気持ちでいたので、そいつが抜け落ちてぽっかり穴が開いたような状態になる。こういう隙を物欲が突いてくるので注意が必要だ。
例えばクラウス・テンシュテットのマーラー全集が値下がりしてきているのなど、危険極まりないが、5番と8番は聴いたことがあり濃厚で重過ぎると感じており1枚に収まらない曲が多い上に詰め込み方にも難があるので、どうにか手を出さずに我慢できそうだ。

こんな状況なので、CDは持っているがMP3にしていないものを引っ張り出して、しばらく穴を埋めようかと思うのだが、さて、どんなものがあるかと引き出しを覗くと、エアロスミスとかクイーンとか、中期以降のビートルズとかが眼に入る。



ビートルズだと、やはり最も良くできているのは「リボルバー」だろうか。このブログのタイトルは自分の備忘録であって人のためになる情報は無いよと言うつもりで「For No One」としているが、これは「リボルバー」の中の一曲のタイトルをいただいたもので、この「For No One」と言う曲、穏やかで短い佳品だけれども、ポール・マッカートニーのメロディメーカーとしての才能が存分に感じられる最高傑作だと思っている。それはもう、昔も、今も、だ。
とりあえずこのあたりを見繕って当座を凌ごう。

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