ワルターのマーラー9番。

1961年、コロンビア交響楽団との録音。
なんだろう。やっぱり、マイクセッティングとかミキシングの問題なのだろうか。あるいはリマスタリングによるものか、各パートの出る引くが不自然に強調されているように聴こえる。
様々な音をしっかり拾い上げていてそれはそれで良いのだが、どうも、音の大小がメリハリが効き過ぎていて聴くのがちょっとしんどい。2番も、同じような感じでしんどかった。ワルターの所為なのか、エンジニアの所為なのか、後者のように思えてきたが、まあ、詮無い事だ。
とは言いながら、終楽章になると、もう、大変美しく、気持ちよくなってしまうので、文句も出ない。パブロフの犬みたいなものだろうか。

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