ワルターのマーラーを聴き始める。

SONYから出たワルターのマーラー録音集から、まず、手始めに「さすらう若人の歌」を。
歌唱はミルドレッド・ミラー。オケはコロンビア交響楽団で、1960年の録音だ。ミラーは、昔、最初に聞いたワルターの大地の歌でも歌っている人で、そう考えるとこの人(と、男声のエルンスト・ヘフリガーと)の声からマーラーの歌に入門したわけだが、当時はネットも何も無く、ライナーノートを真面目に読む人間ではなかったこともあって、どういう人かよく知らずに聴いていた。

http://en.wikipedia.org/wiki/Mildred_Miller

カタカナで検索しても、大地の歌のレビューが出てくるだけで、ご本人のことがわからない。アルファベットで検索すると、英文のWikiのページが出てきた。
1924年12月16日、アメリカはオハイオ州クリーブランド生まれのメゾソプラノ歌手であると。地元の音楽大学(Institute)とボストンのニューイングランド音楽院を出ている。ブリテンのピーター・グライムスのアメリカ初演などで頭角を現し、1950年代初頭から20年以上に渡ってメトロポリタンオペラで活躍したそうだ。
オペラに興味が無いのでマーラー以外では接する機会がなかったし、今後もあまりなさそうだが、久々に歌声を聴いて、声を覚えていたわけではないだろうが、自然と聴き入ることが出来た。

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