クーンツの「一年でいちばん暗い夕暮れに」。

出張の供に読んでいた本。
ディーン・R・クーンツというと、学生時代から20代前半にかけてスティーヴン・キングを読んでいた頃、キングのフォロワーと言う感じで現れて来た様に覚えている。その後自分自身が、キング作品も含めホラーや超常現象的なもの、あるいはSFを読まなくなって行ったため、余り読む機会が無かった。何年か前になるが、妻が「ウォッチャーズ」という、犬が登場する作品を貸してくれて面白かったので、最近偶々見つけた、同じく犬が活躍するこの本を買ってみた。



ウォッチャーズもこの作品も、登場する犬はゴールデン・レトリバー。クーンツが実際にパートナーとしていた犬種だそうだ。
読み始めると一体どういう種明かしがあるのやらというのが気になって、まあ今週は月曜に1日合計8時間弱電車に乗っていた(そのうち1時間半程は寝ていたが)ので、その間に読み終えてしまったほどのやめられなさはあるのだが、日本人にはこういう決着のさせ方は素直に納得できないわなあとも思う。面白いのは間違いないのだが。
それと、やはり1冊なので、ウォッチャーズに比べるとヴォリュウムが足りない、と言うのはないものねだりだ。
それから、クーンツでもうひとつ、「ドラゴン・ティアーズ」という作品にも犬が出てくるようだが、もはや新品の入手は難しいらしい。

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