今日もマゼール。

12月12日。通勤の往路はリストの交響詩「フン族の戦い」。1995年、バイエルン放送響とのもの。「1812年」など戦争がらみの作品を集めた中の一曲。短い中にギュっとドラマが詰まっている。
その後ラヴェルの「ボレロ」のフランス国立管との方。おそらく81年ごろの録音。飄々と軽く、普通ならもうちょっと終盤でドンガラガッシャンと来るだろうなと言うところをスマートにやり過ごす感じとでも言おうか。
復路は同じく「ボレロ」の、96年、ウィーンフィルとの録音。他のウィーンフィルとの録音と同様、やっぱりふくよかな響きで、終始危うさが無い。その後「ラ・ヴァルス」。

12月13日。往路は前日の続き、同年同オケとの「ダフニスとクロエ」組曲版、第一と第二の2曲。これは他の録音とちょっと違ってあまりふわっとした感じが無く、引き締まった音に感じられた。復路は「スペイン狂詩曲」。その後99年、ウィーンフィルとのドビュッシー、まずは「遊戯」から。
このあたりになると、デュトワ指揮モントリオール響のCDを持っていてごくたまに聴きはするものの、善し悪しを語れるほどではない。

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