ショルティ、シカゴ響のマーラー交響曲第2番。

某店で他に予約するものがあって、ポイントもちょっとあったのでついでに注文。先にこれだけ届いた。録音は1980年。歌唱は、ソプラノがイゾベル・ブキャナン、コントラルトがミラ・ザカイ。



非常にテンション高く、力強く、整然とした演奏で、多分ロンドン響との1966年の録音より少し演奏時間は長いはずだが、弛みやダルさは一切無いし、無駄にどろどろと重くなるわけでもない。だからこそ、と言うことなのか、オケとの対比で、歌唱はどうしても弱く感じてしまう。まあ、これは仕方の無いことではないだろうか。
歌唱とのバランスも含めるとクレンペラーとフィルハーモニア管の1962年の録音に軍配が上がると感じるが、オケだけならこっちで、これらが双璧ではなかろうか。次いでショルティ指揮ロンドン響、その次に(音響的バランスに不満を感じたけれど)メータ指揮ウィーンフィル、といったところが現時点の順列か。

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