メータのマーラー第2番。

メータ指揮ウィーンフィルによる、マーラーの交響曲第2番、1975年の録音。
Deccaの「Legend」シリーズの1枚で、入念なリマスタリングが施されているそうな。



冒頭から、なかなか緊迫した感じで、しかも音が重い。なんだかどっしりしている。低音を重視したリマスタリングなのだろうか。一方で、金管がしばしばピーキーに響いて来たりもする。全編に渡り、テンションが緩む感じが無く、密度の高い演奏と言う感じだ。歌唱が入るところではオケが一歩引くのだが、それでも圧力は下がらない。なるほど評判どおりの熱演だが、ちょっとおどろおどろしくなりすぎているように思えた。少なくとも高温多湿な日本の夏場に聴くには暑苦しすぎるだろう。

あと、まだ持っていないのだが、



こいつはそろそろ買っておかないと、と思っている。それで2番に関してはとりあえず十分ではなかろうか。

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