マーラーイヤーの商品あれこれ。

去年は生誕150年、今年は没後100年で、2年続けてのマーラーイヤーだ。あれこれ企画ものの商品がリリースされている中、リボル・ペシェク指揮チェコナショナル交響楽団による一連のマーラー録音が、破格値でまとめられて出てきた。



年1枚ペースでこれまで4曲がリリースされ、各々3千円ほどの定価となっていたものを、4曲4枚組まとめて2,500円。収められているのは1,2,4,5番で、3番が飛んでいるのは別に構わないし、2番が1枚に収まっているのも好ましい。今時の録音で2番を聴こうと思うと、2枚組ばかりなので、これは貴重と言えるかもしれない。が、買うかどうかはまだ未定。

アマゾンでしか見かけないが、5月発売の全集と言うのがあって、当初は指揮者、オケの記述が無かったのだが、海外のアマゾンで同じコードナンバーの商品を見ると、モーリス・アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団による60~70年代に完成された全集の再発とわかった。



まだまだマーラー人気が盛り上がる前の録音で、オケの技量もいまいちで、いまさらと言う評価が散見される。しかし安いのと、3,9番以外はすべて1枚に収まっているのに気を惹かれ予約しておいた。アブラヴァネルはワルターに師事したとのことでもあり、意外と期待できるのではないかと勝手に思っている。

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