イヤーピースの比較メモ。

カナル型イヤホンの交換用イヤーピースについて。
イヤホン自体が大して良い物ではないので音質に関してはそれなりに。
（現行はGRIXX：GHU8600）
イヤーピースの品番とかは控えていないので適当に。

ダイソー：3段キノコ形
音質：×
装着感：それ以前の問題
遠く、曇って、ラジオの音になる。音のせいで即座にはずしてしまったので、装着感は無評価。

ダイソー：2段キノコ形
音質：△
装着感：△
3段キノコほどではないが、若干遠く、かつ曇る。装着感は極端に悪くは無いが良くは無く、何よりフィット感が乏しい。見かけに期待してしまうものがあるだけに、余計に残念なのかもしれない。

パナソニック：Lサイズ
音質：○
装着感：△
開口部が大きめ（といっても、大抵の付属のものと同等）なためか抜け感は良く、普通に鳴る感じ。材質にもこれと言った特徴は感じられず、中庸だろうか。ただ、パッケージ表記で外形12.5mmと、一般的なLサイズより小さく、Mでは小さくLでは大きいと言うときにこのサイズはありがたいが、自分には高さ（奥行きか？）が足りない気がする。微妙な設定の外径以外は、一般的な付属品と変わるところは無いだろう。

オーディオテクニカ：ファインフィット／Lサイズ
音質：○
装着感：◎
仕様変更があったのか、以前あったグレーが乳白色に変わっていた。材質も少し硬くなっているような気がするが、気のせいか。外径は13mmで、これも、パナほどではないが少し小さめ。従来はMサイズを使っていたが、どうも耳の穴が大きくなってきたのか、奥に入りすぎるような気がして、Lを試したらこっちの方が良かった。何より良いのは形状で、半球や砲弾型ではなく、裾がもう少し延長され、絞り込まれている。球体を6：4ぐらいでスライスした感じ、と言えばよいのだろうか。このおかげで、最大径の所までで耳にフィットし、裾は穴の外に出ているので耳に引っかからず、外すときもスムースで感じが良い。音に関しては、内径が細いことで若干音量が下がる気がするのと、少し篭り気味と言うか残響が長く引き摺られる感があるが概ね良好。

SONY：ハイブリッド／Lサイズ
音質：◎
装着感：○
内径が細く、しかも非常に固めの素材を用いているので、他メーカー製品には無理やり押し込んではめる感じになるが、何とか着いた。外径は表記が無いが、ファインフィットと同じぐらいか。形状は背の低い砲弾型で、自分にはもう少し高さがほしいものの、パナより径が大きいせいか入りが浅めになるので我慢できる。音に関しては、ファインフィットのように内径が細いことで音量が下がるような感じは無いが、残響は同様に大きく長くなり、そして何より、低音が前に出てくる。ロック系ではベースやドラムが前に出てきて心地よく、クラシックでもチェロあたりは力感が増して小気味良い。ただ、低音が強くなる分、高音の抜け感がやや乏しくなるのと、曲の編制によってはブーミーすぎてしんどい場面も出てくる。
あと、どうでもいいことだが埃等が着き易い気がする。

装着感ならファインフィット、低音を重視するならハイブリッド。