イヤホンを久々に入れ替え。

カナル型イヤホンで音楽を聴くようになってそこそこ経つ。
最初にVictorのものを買って、これは音はなかなか良かったのだが断線しやすいと評判で、実際に断線し、電車の中でそれほど神経質にならずに使えるものをと考えると安価なもので十分であると考え、以後は廉価品しか買うまいと決めている。
Philips、タワレコのNagaoka製など試すもどうもしっくり来ず、KENWOODのKH-C311というのが形状的に非常によく、しばらくこれで収まっていた。筐体からL字型に足が伸びており、そこをつまんで着脱できるので扱いやすいのがなにより。筐体が小さいと耳から取り出しにくくてケーブルを引っ張ったりしかねないし、扱いにくいと使わなくなってしまう。
圧縮した音源を電車の中で聴くのだから音質に関してはまあまあで十分で、そもそもイヤホンと言う時点でそこそこのスピーカで聴くよりもましな音にはなるわけだから、それなりの分解能、鮮明さがあれば良い。

で、ちょっとKH-C311にも飽きてきた、というより他のものも試してみたくなり、まあ結局はネット上での評判を色々眺めてあたりをつけて、別の用事で出向いた家電店の店頭にあれば耳にはめてみて、現物が無ければ想像したりていたのだが、偶々AmazonでGRIXXのGHU8600と言う機種が半値以下になっているのを見つけて入手した。
Philipsのイヤホンを製造している同じ工場で作られているとか、側は違うが中身は同じではないかとか、色々言われているようだが、使ってみると、
・形状的には耳に収まってしまうので若干取り出しにくい。
・形状に差が無く、表示が小さいので左右の区別がつきにくい。
・分解能はKH-C311より高いと感じる。
・定位は背の低い二等辺三角形、左右に大きく広がる。
といったところ。エージングとイヤーピース次第でまだまだ音は変わって来る筈だが、まずまず満足できるのではないか。本当はバランスド・アーマチュア型の機種も試してみたく、最近低価格でリリースされたZEROAUDIOとか、後継機種が出て在庫処分価格になっているCreativeのAurvanaとか、4~5千円で買える物に手を伸ばそうかと思っていたのだが、しばらく物欲は収まりそうだ。

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