最近の通勤の供。

「笑傲江湖」(全7巻)金庸
金庸作品のランキングを作るとすれば、おそらく多くのファンが1位に押すだろう傑作。何回目か判らないが、ふと手にとってはまたいちから読み返してしまう。
秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫)

「連城訣」(全2巻)金庸
アジア版「岩窟王」とも呼ばれる、兎に角主人公が悲惨な目に合う作品。こちらは金庸作品のランキングだと下位に入ってしまいそうだが、個人的には結構好きだ。クライマックスは端折った感があるが、全体に登場人物が絞り込まれしっかりと味付けされていると思う。
連城訣〈上〉菊花散る窓 (徳間文庫)

「川釣り」井伏鱒二
釣りと、釣りそのものではないが釣りに出かけた先での出来事など、ちょっとしたミステリー調の物も含め、抑制されたおだやかな文体で綴られている小品集。
川釣り (岩波文庫)

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