マッケラス&RPOのショスタコーヴィチ。

これは良かった。なかなかすばらしかった。
重厚でいて、切れ味鋭く、遅すぎず、速すぎない。旧ソビエト的な、暴力的な圧力も、抑えられてはいるが感じ取れる。ショスタコーヴィチらしい、美しいところと、奇怪なところと、軽妙なところと深刻なところが見事に構築されている様に感じた。

第一楽章に限っては、アンチェル指揮チェコフィルのものの方が好みだが、全体的なまとまりでは手持ちの中で最上位かもしれない。

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