分割発送の罠。

amazonでは、輸入盤2枚以上で10%Offというのがあって、つられて"ついで買い"をしてしまう。
今回は、マッケラス指揮のタコ5に添えて、ルチア・ポップ歌唱のリヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」を注文した。入荷まで14日ほどかかると言う表示だったので、9月中旬発売のタコ5と同じ時期に入って発送になりそうだと思っていたのだが、なんと、すぐに入荷してしまったようで、先に送られてきた。一緒に開高先生の絶筆となった「珠玉」の文庫版を頼んでいたので、まあ、早くても良かったのだが。
ただ、注文した金額が大きい場合、こんな風に予期せぬときに発送~取引成立となると、カードの引き落としのタイミングがずれてしまって支払をどうしようと言うことにもなりかねない。ちょっと注意が必要だ。

届いたディスクは、最初に「ツァラトゥストラかく語りき」、続いて「ドン・ファン」、最後に「四つの最後の歌」と言う並びなので、クラウス・テンシュテットによるR.シュトラウス録音集と言う位置付けなのだろう。とはいえ、こちらが聴きたいのは「四つの最後の歌」。ディスクは持っていなかったがYoutubeでちょくちょく聴いている。定番の、エリザベート・シュワルツコップの歌唱が素晴らしいが、別の歌声も聴きたくて、ルチア・ポップを選んだ。
録音は、全体に低域の量感が厚く、その中からポップの澄んだ歌声が立ち上ると、良く映える。可憐ではあるが、その中に一本凛とした芯が通っている。

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