もひとつ悩む。

この前書いたマーラー全集はマゼール指揮ウィーンフィルのもの。驚くほど安いのだが何せほとんどの曲が2枚にまたがっていて聴きづらそう=聴かなくなりそう、で、買うのが勿体無い。


もうひとつ安価なマーラー全集で興味をそそられるのがシノーポリ指揮フィルハーモニア管のもの。eloquenceレーベルによる再発で、3,000円台半ばと言う値段は魅力的。シノーポリの演奏は聴いたことが無いに等しく聴いてみたい気はするし、フィルハーモニア管は色々持っているけれど自分にとっては外れたことが少ないオケだし。
しかしこれも、いや、これは、出来る限り少ない枚数に詰め込むためか、曲の割りがえらい事になっていて、ちょっと引いてしまう。
3番の途中まで、3番の終楽章と7番の前半、7番の後半と8番の前半、8番の後半とさすらう若人の歌、と言った具合に3曲が4枚に連なっていたり、大地の歌の余白に4番の第1楽章だけ収めて1枚とし、4番の残りと亡き子を偲ぶ歌でもう1枚になっていたり、と言った具合。これではすっとCDを回して1曲聴いて、ということが出来そうにない。これも、聴きづらそう=聴かなくなりそうだ。
どっちも買わずにスルーするかなあ。悩ましい。

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