ショルティのショスタコーヴィチ15番。

ショルティの交響曲選集、最後は15番。
7曲収められている中で、これが最も素晴らしいのではないかと言うのが率直な感想だ。
最後の交響曲にしては、パロディのようであったり、なんだか有耶無耶の内に終わってしまったりする妙な曲で、そんなところも含めて面白く好ましいのだが、ショルティ&シカゴらしい厚みのあるアンサンブルで興が盛り上がったと思うとすっと肩透かしを食わされたり、妙な曲具合が引き立って大変面白く聴けた。
5番、9番もシカゴ響との録音であったらなあ、と少し残念に思う。

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