たまにはあっさりしたものを。

マーラーやショスタコーヴィチの、それもフルオーケストラの曲ばかり聴いているというのは、料理で言えばこってりしたソースのフレンチとか肉料理とか背油の浮いたラーメンとかばかり食っているようなものではないだろうか。
ちょっと胸焼けしたり胃にもたれたりというときがあって、あっさりした蕎麦とか素麺とかぶっ掛けうどんとか食べるように、室内楽や器楽曲を聴きたくなるのだろう。
で今夕は、特に意識もせず、バッハのフランス組曲を部屋に流していた。

グレン・グールドの70年代前半の録音。瑞々しくて心地よい。

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