年越し。

CATVでテレビ朝日のCSチャンネルを見ていた。「相棒」という刑事物のドラマを連続放送しているのだ。紅白歌合戦は見ないし、格闘技も「ヌルヌル秋山」とか胡散臭いのばかり目だってイヤになりすっかり見なくなった。お笑いも、ちゃんとネタをやらない番組ばかりなので見る気にならない。
2009年最後に読んでいたのはネヴィル・シュートの「渚にて」と漱石の「坊っちゃん」で、最後に聴いた音楽はというと、クラシックはバルビローリ指揮ベルリンフィルのマーラー9番、ロックではThe Whoの「Odds and Sods」だった。

渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

マーラー:交響曲第9番

オッズ&ソッズ+12

「渚にて」とマーラーの9番は、恐ろしいほどにマッチする。第一楽章の波が寄せて返すような感覚に身を委ね、世界の終りを迎えられたらと、ついおかしなことを考えてしまうほどに。

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