レクイエム。

レクイエムばかり聴いていると、妻に指摘された。確かに寝る前など、リビングでレクイエムや、ミサ曲などそれに近しいものを聴くことが増えているようだ。
別に意識しているわけではないが、今年は著名人が次々と亡くなっており、中には、若いころに好きだったりした人物もいる。三沢光晴。忌野清志郎。円楽師匠は日曜夕方の顔。南田洋子は古い日活映画でその美貌に驚いたものだ。

3大レクイエムは、リリングのモーツァルトの他、ミシェル・コルボのヴェルディ、ジャン・フルネのフォーレ。これらに加えてヘルムート・コッホによるブラームスのドイツレクイエム、ミヒャエル・ギーレンによるベートーヴェンのミサ・ソレムニスといったところを聴いている。
特にフルネのフォーレと、コッホのブラームスが良い。前者はエリー・アメリング、後者はアンナ・トモワ・シントウ、いずれも女声が美しく、優しい。

Fauré: Requiem; Pavane; Pelléas et Mélisande

ブラームス:ドイツ・レクイエム

フルネのフォーレは、ロッテルダムフィルとのもので、同じオケをデヴィッド・ジンマンが指揮した「ペリアスとメリザンド」も収められている。これがまた素晴らしい。

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