モーツァルトに耐えられるか?

生まれてこの方、初めてまともにハイドンの交響曲を聴いて、結局どうも食い足りずにモーツァルトまで手を伸ばす必要性を感じてしまったわけだが、後期交響曲のセットが届く前に、手持ちのモーツァルトを聴いている。
レクイエムは未完であり弟子や研究者による版の違いなどもあるが、まずは批判も多いが定番のジュスマイヤー版で、ヘルムート・リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムのものを聴いている。これはヴェルディのものなんかよりはよほど良いなと感じられる。この録音を選んだのは、カップリングのエクスルターテ・ユビラーテがズッカーマン指揮だったと言うだけで、それ以上の意味はない。
協奏曲なども、YouTubeで変な音ではあっても見て聴くことができるので重宝しているが、やはりもうちょっとまともな音で聴きたくなって、CDに手を出すことになる。ムターのデビュー作となったヴァイオリン協奏曲、カラヤンとの3番5番をオンラインで注文し、一方実店舗でペライアのピアノ協奏曲、2枚組を入手して聴いてみたり。すると、これまで断片的に耳にしてきた経験と比べれば、そんなに眠たくも退屈でもないような気になってきた。

Mozart: Requiem

Murray Perahia x2: Mozart Piano Concertos Nos. 21, 9, 20 & 27

コンサートで、しかも当時CMなどでお茶の間でも話題になっていたラベック姉妹による演奏で、それでも寝てしまったトラウマを、少しは払拭できつつあるような気がする。

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