古典派に手を出してみる。

Amazonでショルティ&ロンドンフィルによるハイドンのザロモン・セット(「ロンドン交響曲」とも呼ばれる第93~104番のセット)、限定版だったらしいものが残っていて、なかなかにお買い得だった。

ハイドン ロンドン交響曲集
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
オケ:ロンドンフィルハーモニック
品番:Decca 4755512

Haydn: The London Symphonies Nos. 93-104

古典派は、ベートーヴェンの交響曲を除いてまともに聴いたためしがない。モーツアルトを筆頭に眠気を催すためでもあるが、このあたりの作曲家は大抵多作で追いかけるのが面倒、と言うのも理由だ。中でもハイドンは激しい。交響曲、といっても短めではあるが、それでも100曲以上書いているというのはいったい何なのか。他のジャンルも兎に角多作で、漕ぎ出すと永久に向こう岸が見えない怖さがある。まあ、このセットでとりあえずどこまで理解したり好きになったりするか、だが。

2点以上注文で10%Offセールに釣られ、一緒に注文したのが、同じく古典派のボッケリーニ。名前の印象も曲の雰囲気も、古典派と言うよりバロックではないの?と思ってしまうが、時代で見れば完全にバロックの後の人だ。

ボッケリーニ 弦楽五重奏曲G.275,274,276
演奏:アンナー・ビルスマ&スミソニアン・チェンバー・プレーヤーズ
品番:Deutche Harmonia Mundi 88697568782

Boccherini: String Quintets, Op. 11

このハルモニア・ムンディレーベルでは、先般同じボッケリーニのチェロ協奏曲を同じくビルスマが弾いたものと、フライブルクバロックオーケストラとザ・ハープコンソートによるヴィヴァルディの四季を聴き、古楽器による鮮烈な演奏とクリアな録音に感服したばかり。
しかし、五重奏程度の編成では、古楽器と言ってもストラディヴァリあたりであって、それほど普通の演奏と変わるところが無い様に聴こえる。

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