ヴォーン・ウィリアムズ追記。

このところはヴォーン・ウィリアムズがローテーションの中心。

プレヴィン指揮、ロンドンSOの交響曲全集では、2番と3番が非常に良い。といってもこれは曲が好みに合うことが大きい。2番と同じディスクに入っているヴァイオリン協奏曲「コンチェルト・アカデミコ」も大変好ましい曲で、LSOの弦の厚くて渋い鳴りに聞き入ってしまう。対するジェームズ・オリバー・バズウェル四世(?)のソロもきりっと引き締まって男前である。
一方残念なのはチューバ協奏曲で、イヤホンでなくスピーカで聴いてもそれと判る音の潰れがあって、これは、お蔵入りだ。

ロス・ポプルとロンドンフェスティバル管のディスクも、聴くほどに録音良し、演奏良しといった感じで、特に目当てであった揚げひばりのオケとソロの絡みが非常に心地よい。こちらのソロはリチャード・フリードマン。時によって風や雲や草に変化するオケの間を、生き生きと飛び立ち、たゆたい、舞う。

どちらもヴァイオリン・ソロはオケの団員の方なのだろうが、自国の作曲家の作品と言うこともあってか、すばらしいパフォーマンスだ。

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