ロス・ポプルとロンドンフェスティバル管弦楽団。

ホルストの小品でなかなかよい思いをさせてくれたロス・ポプルとロンドンフェスティバル管弦楽団。素性を調べているときにヤナーチェクの録音を見つけ、HMVに注文してあったのが届いた。

ヤナーチェク 弦楽のための牧歌/木管六重奏曲「青春」/弦楽のための組曲
指揮:ロス・ポプル
オケ:ロンドンフェスティバル管弦楽団
品番:Arte Nova 74321305012

Janácek: Idyll; Mládí; Suite for String Orchestra

いずれも初めて聴くが、いかにもヤナーチェクらしい話し声や鳴き声のような音がちりばめられることも無く、穏やかで美しい旋律が丁寧に織り込まれていくような曲。民謡的なエキゾチズムもそれほど感じられないし、習作と位置づけられるものなのだろうか。

他に届いたのは、同じ指揮・オケのメンデルスゾーンの交響曲第4番。なぜかArte NovaではなくRCAレーベル。普通は3番とのカップリングが多いが、これは1番と序曲「フィンガルの洞窟」が納められている。4番の冒頭はなかなかに快速。ショルティよりも速い気がする。小気味いい演奏だ。
それからeloquenceレーベルのお買い得盤・クーベリックの「夏の夜の夢」と、Arte Novaのフリードマン指揮、アンドレイ・ピサレフのソロによるピアノ協奏曲第1番、第2番のセット。
ピサレフのピアノは非常に丁寧、精緻さを感じる演奏。といっても冷徹ではなく、哀感はしっかりと伝わってくる。

メンデルスゾーン 交響曲第1番/第4番「イタリア」/フィンガルの洞窟
指揮:ロス・ポプル
オケ:ロンドンフェスティバル管弦楽団
品番:RCA 75517484472

Mendelssohn: Symphony No. 4 "Italian" Symphony No. 1; Hebrides Overture

メンデルスゾーン 夏の夜の夢ほか
指揮:ラファエル・クーベリックほか
オケ:バイエルン放送交響楽団ほか
品番:eloquence 469643

Mendelsohn Bartholdy

メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番/第2番ほか
指揮:サムエル・フリードマン
オケ:ロシア・フィル
ソロ:アンドレイ・ピサレフ(Pf)
品番:Arte Nova ANO496850

Mendelssohn: Piano Concertos Nos. 1 & 2

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