新PCのパーツ、第一陣。

先日誕生日だったので、妻に、PCのケース（すなわち「がわ」）を買ってもらった。今使っているのは質実剛健なサーバ用、かつて結構人気のあったCS-588Proというやつなのだが、今度はMicro-ATXのマザーボードを積んでこじんまり行きたいし、立派なものは要らないので、Amazonで5千円を切っていたKEIANのKT-6802-PS52という、これまたえらく安い電源までセットになったものをありがたくいただいた。
レビューはほとんど見かけないし、付属の電源については520W出力を謳いながら「400Wクラスとして使うのならOK」と言う、けしてよろしくは無い評価しか目に付かないが、日本橋でんでんタウンを覗いて事前につくりを見て、そんなに悪くないと思ったので、ままよ、と言う感じで指名したのだ。

まずはケースが届いたので、仕事で街に出たついでに、前後に取り付ける給排気のファンと、CPUだけ買ってきた。
ケースは鋼板が薄く、塗装も弱そうで値段なりではあるが、スイッチの感触は悪くないし、ドライブ類を取り付けるベイの部分が上から下まで板が渡されており、その分補強されていると考えられる。他の安いケースには無いつくりで、好感が持てたポイントだ。また、ファンは別売りだが、前に8、9、12cm、後に8、9cmが付く。前に12cmファンが取り付けられ、HDDを取り付ける3.5インチベイに風が当たることも、評価できる点だ。
前はThermalrightというブランドのX-Silent120という、1,000rpmのものにした。防振ゴムブッシュが付属していたが、ケースの構造上作業が困難でちぎれてしまい、結局ねじで取り付けた。後はなぜかJ&Pテクノランドで安売りされていたOwltechのLED付静音モデル、OWL-FY0925L、LEDは不要なのだが、どうせならと冗談のつもりで敢えてピンクを選んだ。取付用にAINEXの防振ゴムブッシュを別途買ってきて、それで取り付けた。
まだマザーも何も揃っていないので回すことは出来ず、騒音や冷却力は後の話だ。

CPUは予定通り、AthlonII X2 260、3.2GHZのデュアルコアで、いまやローエンドに位置するものだが、実のところこれでも私のPCとしては役不足（勿論力不足ではなく）のはずだ。